ご挨拶 

       

               玖珂医師会 会長 山下秀治

 3期6年務められました藤政篤志先生の後を継ぎ玖珂医師会会長に選任していただきましたので、就任のご挨拶を申し上げます。

 藤政篤志先生は、会長時代の後半はコロナウイルス感染症関連の件等でかなりご苦労されたと思います。これからは私に玖珂医師会の舵取りを任されたわけですが、微力ながら精一杯頑張って参りますので、会員の皆様にはご協力のほど宜しくお願い申し上げます。

 

玖珂医師会は旧玖珂郡の錦町・美川町・美和町・本郷村・玖珂町・周東町の医療機関と由宇町の2病院の医療機関と医師により構成され、令和4年6月現在22医療機関、45名の会員が在籍しています。また玖珂医師会の医療機関は他の地方の医療機関と同じように、一つ一つの医療機関がその地域の医療と深く関わっており、地域の医療を守るためにも医療機関は存続していかねばなりません。さらにこれからもコロナ関連の事業(ワクチン接種、発熱外来など)も続いていくと思われ、また地域包括ケアシステムの構築、救急医療・地域医療、健診等々この地域住民の命・健康を守るために医師会としてすべき仕事は多く、その役割を果たすべく努めてまいります。

 

玖珂医師会においては、令和3年3月に「玖珂(郡)医師会100周年記念誌」が発刊され、令和4年10月には第127回周南医学会が玖珂医師会引き受けで開催されます。次に控えているのは、これからの玖珂医師会自体の在り方・存続・合併等について考えていかなければならないことです。 地域の人口減少、新規の開業もしばらくなく、1号会員数の減少と高齢化は進み、後継者・継承の問題、医師会会員会費や補助金の収入減、事務局員の補充等々、これからの玖珂医師会を医師会員全員で協議していかなければなりません。

 

地域人口の減少・高齢化も顕著な当地域では、医療機関数自体減少し、医療従事者を確保するのも難しくなってきておりますが、地域医療を守るため医師会員は日々頑張っています。地域の皆様には、通常の診療や、健診、予防接種、休日当番医等で玖珂医師会の医療機関を活用していただければ幸いです。

                                             令和4年6月

 

 


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