頭痛A 急を要する頭痛
それまで健康で全く何の問題もなかった人が、突然、激烈な頭痛に襲われたら、くも膜下出血が疑われます。普通、動脈瘤の破裂が原因で、手術を受けなければ、極めて死亡率の高い病気です。急いで、脳神経外科のある病院へ運ぶことが大切です。
頭痛とめまいと嘔吐がほぼ同時にきたら、小脳での出血が疑われます。場合によっては呼吸などの状態が急に悪化することもあるので、急いで医療機関を受診しましょう。
かぜがこじれて発熱が続き、急に頭痛を訴えるようになった場合には髄膜炎なども考えておく必要があります。
一般に、高血圧が激しい頭痛の原因となることはありません。しかし、まれに、急激な著しい血圧の上昇のために、脳の血管の自動調節機能がうまく働かなくなり、脳浮腫などがおこり、激しい頭痛や意識障害、けいれんなどが起こることがあります。
脳腫瘍では、無症状から始まり、徐々に頭痛などの症状が出てくることがあります。睡眠中に頭痛で目が覚めてしまう場合といったかたちで出てくることがあります。月日が進むにつれ頭痛の程度や頻度が増す場合には、ためらわずに医療機関を受診しましょう。