2001年スギ花粉初観測
【2001/01/05】
1月1日に東部地区(柳井)でスギ花粉が捕集され、2001年の初観測日となりました。
■ | 初観測 | ・・・・・・・・ | その年で初めてスギ花粉が確認された日 |
□ | 柳井 | ・・・・・・・・ | 1平方センチメートルあたり0.5個 |
1平方センチメートルあたり1個以上の花粉飛散が2日以上続く最初の日が「花粉飛散開始日」と定義されており、山口県では、2月上旬になることが多いのですが、気温が高ければ飛散開始日が早まることも考えられます。この間、1平方センチメートルあたり1個以下のごく少量の花粉飛散は続くことがあり、人によっては花粉症の症状が発現します。ちなみに、一昨年は1月2日、昨年は1月3日が山口県でのスギ花粉初観測日でした。
☆ | 一昨年 | ・・・・・ | 1月2日 | 柳井 | 0.2 | 個/cm2 |
熊毛 | 0.3 | 個/cm2 | ||||
☆ | 昨年 | ・・・・・ | 1月3日 | 柳井 | 0.2 | 個/cm2 |
熊毛 | 0.3 | 個/cm2 | ||||
宇部 | 0.3 | 個/cm2 |
2001年の山口県におけるスギ花粉飛散の予測
2000年の山口県の夏は降水量が少なく、日照時間は多く、また7月の平均気温は高く、スギ雄花の分化には好都合の条件となりました。実際、2000年11月時点でスギ雄花を観察したところ、平年の2倍以上の着花状態でした。
シーズン中の天候にも左右されますが、2001年の山口県のスギ花粉飛散は平年を大きく上回るものと予想されます。