2001年スギ花粉飛散予測
【2000/12/28】


 2000年の山口県の夏は降水量が少なく日照時間は多く、また7月の平均気温は高く、スギ雄花の分化には好都合の条件となりました。 実際、2000年11月時点でスギ雄花を観察したところ、平年の2倍以上の着花状態でした。 シーズン中の天候にも左右されますが、2001年の山口県のスギ花粉飛散は平年を大きく上回るものと予想されます

秋のスギ花粉飛散と翌年のスギ花粉総数(柳井)

 なお、毎日の「飛散状況・翌日の飛散予測」は2001年に入り、スギ花粉飛散開始宣言の後、報告を開始します。

スギ花粉飛散開始宣言・・・ その年、2日間続けて、1平方センチメートルあたり1個以上のスギ花粉が確認された場合、その初日を以って「飛散開始」を宣言することにしています。山口県では2月上旬になることが多いのですが、気温が高ければ飛散開始日が早まることも考えられます。1平方センチメートルあたり1個以下のごく少量の花粉飛散は「いわゆる飛散開始日以前にも」続くことがあり、人によっては花粉症の症状が発現します。

過去のスギ花粉飛散開始日
平成12年 2月11日
平成11年 1月25日
平成10年 2月 7日
平成 9年 2月 5日
平成 8年 2月11日
平成 7年 2月13日
平成 6年 2月 7日

2001年飛散状況