2004年スギ花粉飛散予測
2003年の山口県の夏は梅雨明けが遅く,気温も低めで,スギ雄花の分化には不都合な条件となりました. 実際,2003年11月の時点でのスギ雄花の着花状況は極めて不良で,最近10年間のシーズン平均花粉総数1900個/cm2に対し,予測される飛散総数は500個/cm2以下と,非常に少なくなるものと思われます.
しかし、毎年花粉症の症状の出る感受性の強い方は、早めに治療・予防対策をしておきましょう。
なお,毎日の「飛散状況・翌日の飛散予測」は,スギ花粉飛散開始宣言*の後,報告を開始します.
*スギ花粉飛散開始宣言・・・ その年、2日間続けて、1平方センチメートルあたり1個以上のスギ花粉が確認された場合、その初日を以って「飛散開始」を宣言することにしています。山口県では2月上旬になることが多いのですが、気温が高ければ飛散開始日が早まることも考えられます。1平方センチメートルあたり1個以下のごく少量の花粉飛散は「いわゆる飛散開始日以前にも」続くことがあり、人によっては花粉症の症状が発現します。
●過去のスギ花粉飛散開始日
平成15年2月6日
平成14年2月3日
平成13年2月15日
平成12年2月11日
平成11年1月25日
平成10年2月7日
平成9年2月5日
平成8年2月11日
平成7年2月13日
平成6年2月7日