山口県医師臨床研修推進センター

〒753-0814

山口県山口市吉敷下東3-1-1 山口県医師会内

TEL 083-922-2510  FAX 083-922-2527

TOPページセンターの概要事業内容臨床研修病院リンク

事 業 内 容

臨床研修医交流会の開催

この会は、県内の基幹型臨床研修指定病院の初期研修医が幹事となって企画・運営し、山口県の研修医や指導医、山口大学医学部の医学生らを対象とした交流会です。

← 前のページにもどる


⇒ 平成22年度の様子をみる

⇒ 平成23年度の様子をみる

⇒ 平成24年度の様子をみる

⇒ 平成25年度の様子をみる

⇒ 平成26年度の様子をみる

⇒ 平成28年度の様子をみる

【 平成27年度の臨床研修医交流会 】

執筆:代表世話人 山口県済生会下関総合病院 平野能文先生

平成27年8月29日(土)・30日(日)の2日間、山口市湯田温泉において、第7回臨床研修医交流会を開催しました。

【 1日目 】

会場の様子1

山口大学、県内の基幹型臨床研修病院、山口県、山口県医師会で組織される山口県医師臨床研修推進センターの事業の一環として行われる臨床研修医交流会も、今年で第7回を迎えました。2日間で臨床研修医83名、指導医・県関係者等40名、延べ123名のご参加をいただきました。

総合司会は、山口県済生会下関総合病院臨床研修医2年目の森尚昌先生が担当しました。

開会にあたり、山口県医師会長の小田悦郎先生が、「今、山口県では若手医師が少ない。若い力の山口県定着、臨床研修医の医師会加入を促進したい。」とご挨拶されました。

続いて、山口県健康福祉部次長の岡紳爾先生から、「少しでも充実した臨床研修ができるよう、山口県医師臨床研修推進センターを設置した。1人でも多くの先生に山口県に残ってもらい、地域医療に貢献してもらいたい。」とのお話がありました。

次に山口県医師会副会長の濱本史明先生が、山口県医師臨床研修推進センターの事業説明をされ、「臨床研修医の先生にもぜひ医師会に加入していただきたい。」と、「指導医・後期研修医等国内外研修助成事業」をご紹介されました。

これを受け、実際に指導医・後期研修医等国内外研修助成事業を利用された山口大学大学院医学系研究科情報解析医学系眼科学の小林正明先生より、アメリカ・サンディエゴでの研修(6泊8日)の報告がありました。小林先生は、研修において医学研究の盛んなアメリカの研究施設を複数訪問し、将来的な研究のモチベーションを高めることができたと熱く語られました。

・特別講演1

会場の様子2

1日目の特別講演として、平成27年3月に山口大学大学院医学系研究科消化器・腫瘍外科学教授に着任された永野浩昭先生より、「どうなる、どうする?!山口の外科そして日本の外科」と題してご講演いただきました。

「今、日本の外科は危機に瀕している。若手医師が減少する県は危ない。外科医は、労働時間が長い、時間外勤務が多い、訴訟のリスクが高い等の理由で敬遠される。(ご自身は)外科医になり30年目になるが、外科医の魅力は、治療の強さとダイナミズムである。専門分野では、癌幹細胞に対する治療の可能性に希望を持っている。医療は医学であり、理論的根拠に基づいた医療が重要である。」「外科医にとって、卒後3〜5年目の研修が大変重要で、症例数と指導体制が大切である。大学のランクアップも必要。常に100%の医療を目指すこと、仕事を選ばないこと。自分がやりたいことができるようになるのは、毎日の仕事を選ばずにきちんとこなすことである。」、そして最後に「山口で外科医を!」と締めくくられました。

・グループワーク 「このままでいいのか?! やまぐちの研修」

 特別講演終了後、臨床研修医の先生方はA〜Lの12班に分かれ、それぞれ与えられたテーマに沿ってグループワークを行いました。テーマは「研修医の理想と現実」「初期研修修了後、入局するか否か」「もしもう一度マッチングを受けるなら、今の病院を希望しますか?」「3年目以降のキャリア設計」「当直の実際」などバラエティーに富んでおり、日々の研修において実感した生の声をプレゼンテーションしていただき、活発な質疑応答が繰り広げられました。

会場の様子3 会場の様子4

・懇親会

交流会1日目の締めくくりとして懇親会を開催しました。司会は徳山中央病院臨床研修医2年目の岡ア光希先生が担当されました。

当初、村岡嗣政知事のご挨拶を予定しておりましたが、急用のためご欠席となり、山口県健康福祉部次長の岡紳爾先生が村岡知事の書簡を代読されました。

続いて、下関医療センター院長の佐々木功典先生のご挨拶をいただきました。

今回、代表世話人を仰せつかりました小生が乾杯の音頭をとらせていただき、歓談に移りました。

会の後半には、恒例のビンゴ大会が行われ、各研修病院、山口県医師会からご提供いただいた豪華な景品(タブレット端末、自転車、お掃除ロボット、高級シャンパン、商品券、図書カード、お米券、会場のホテルかめ福よりご提供いただいた入浴券など)が次々に当たり、大変盛り上がりました。

山口県医師会副会長の吉本正博先生の中締めをいただき、1日目の行事は無事終了しました。

会場の様子5 会場の様子6 会場の様子7 

【 2日目 】

会場の様子8

交流会2日目は午前10時より始まり、まず世話人である山口大学医学部附属病院医療人育成センターの安部真彰先生が、「臨床研修医交流会は今回第7回となる。会の企画、立案、運営は大変であるが、今後のために大変よい経験になる。」とご挨拶されました。

・症例検討会

山口県済生会下関総合病院の池創一先生、下関医療センターの芳川里奈先生、周東総合病院の中村生先生による多彩な症例プレゼンテーションがあり、活発な質疑応答が繰り広げられ、お互いの知見を深めることができました。

・特別講演2

会場の様子9

2日目の特別講演は、幹事打合会で要望の高かった、岐阜大学大学院医学系研究科救急・災害医学の小倉真治教授にご講演いただきました。

「救急医療は時間との闘い。緊急度の高い患者を診る。」「救急医療は地場産業である。地方では、大学病院のレベルが地域医療のレベルを決定する。」「患者の状態を適切に把握し、最適病院へどのように搬送するかが大切である。救急医療では、1時間以内に決定的な治療ができれば救命率が上がる。」と講演され、ご自身の開発された救急システム"GEMITS(Global Emergency Medical supporting Intelligent Transport System)、岐阜県、愛知県で活用される医療情報を記憶したICカード"medica"の活用の状況をご紹介されました。

・閉会

会場の様子10

会の最後に、1日目に行われたグループワークの発表を投票により評価した"ベストプレゼンテーション賞"の表彰が行われました。受賞されたJ班の先生方には、山口県医師会長の小田悦郎先生より記念品が進呈されました。J班の代表として関門医療センター臨床研修医2年目の碇航太先生が、「J班の個性的な先生方からいろいろな刺激を受けました。」と感想を述べられました。

最後に、山口県医師会常任理事の加藤智栄先生にご挨拶をいただき、第7回臨床研修医交流会は幕を閉じました。

↑ このページの先頭にもどる

← 前のページにもどる

山口県医師臨床研修推進センター

〒753-0814 山口県山口市吉敷下東三丁目1-1 山口県医師会内

TEL 083-922-2510  FAX 083-922-2527

E-mail masuda@yamaguchi.med.or.jp