かかりつけ医通信 その1


 5月12日、光市医師会主催第1回市民公開講座が光市立光総合病院消化器内科の谷川先生を講師に開かれました。「胃と食道のお話」と題して、身近な胃と食道の病気・検査を受ける時の心構え・治療のことなど豊富なスライドを見ながら分かり易く話していただきました。
 講演後のアンケート調査では、「実際の画像を見せていただきとても分かり易かったです」「胃カメラ検査を受けようと思っているので参考にしたいと思いました」などと好意的なご意見を多数いただきました。
 第1回目ということで不慣れな点も多く、もっと早く知らせて欲しかったと、お叱りを受けたり、質疑応答が活発に行われたため時間を超過してしまいご迷惑をおかけいたしましたこと、深くお詫び申し上げます。
 「ありがとうございました。親から戴いた体です。大事に健康で過ごしたいと思います」という80代女性のご回答は、主催者にとって本当にありがたいもので、講演会を開いて良かったとつくづく思いました。 
 医師と市民の皆さんが、共に健康を考える身近な取り組みとして、引き続きこの公開講座を開いていこうと思います。
 さて私たちは、日常の診察以外に、医師会としていろいろな役割を担っています。たとえば休日診療所、ワクチンの接種、各種健診、がん検診、学校医、産業医、警察医、介護審査会、在宅医療など、皆さんの見えないところで孤軍奮闘しています。
 これから折々に、便りをお届けいたします。この通信を通して、医療に携わる者の思いが、市民の皆さんへ伝われば幸いです。

                  光市医師会長  平岡 博

光市立光総合病院消化器内科 谷川幸治 先生