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会長 大西 徹より

ご挨拶

大西会長の写真  山口県眼科医会は公益社団法人日本眼科医会と連携し、正しい眼科医療の啓発及び教育活動を行うとともに、眼科学及び眼科医療に関する調査研究、公衆衛生活動、会員の倫理の高揚及び資質の向上を図り、保健・福祉の向上に貢献できるよう取り組んでいます。 当会の会員数は約150名で、会長他、副会長、会長指名理事、監事で構成される役員で活動しています。なお、山口大学眼科からも理事を担当してもらい連携を図っています。また、会長経験者および山口大学教授には顧問としてご指導いただいております。 私たちは外界からの情報のほとんどを視覚から得て生活しています。健康長寿を全うすることはすべての人の願いでありQOLを保つには視力を維持することが大切です。 最近ではICT(情報通信技術)が普及し様々な場面で活用されるようになりましたが、それを有効に利用するには良好な視力が必要です。 近年、眼科領域では白内障手術の技術が進歩し、眼内レンズも乱視矯正や多焦点レンズが開発、導入され多くの人がその恩恵を享受しています。しかしながら、緑内障、糖尿病網膜症、網膜色素変性、加齢黄斑変性など視覚障害の原因となる疾患があり、的確な診断と対処が必要です。その中でも失明原因として最も多いのは緑内障で、適切な治療により進行を抑制できる可能性がありますが、自覚症状がないまま進行するので早期発見のための健診が重要と思われます。 コンタクトレンズは、適切な処方と正しい取り扱い指導が必要です。眼障害を予防するために眼科医による処方と定期健診をおすすめします。 眼科医会は継続事業として「目の健康講座」を毎年開催し目の病気について啓発を行っています。また視覚障害の方にはロービジョンケアが受けられるようスマートサイトを充実させるなど自立支援をしたいと思います。 皆様の目の健康を守り、よりよい生活が送れるよう眼科医療や啓発活動に尽力してゆきたいと思いますのでご理解ご協力くださいますようお願い申し上げます。


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