行事報告
■令和元年「運動器の健康・骨と関節の日」記念行事
令和元年度の「運動器の健康・骨と関節の日」記念行事は、山陰地区担当で10月6日に萩市のサンラ
イフ萩で開催され、72名の市民が来場されました。山口県臨床整形外科医会(以下YCOA)からは、萩地区、理事会、骨と関節の
日委員会 の整形外科医が参加しました。
12時30分からの健康フェアではビデオ放映(やまぐち元気アップ体操)、ご当地ゆるキャラの「萩にゃん」によるロコモ度
チェックが
行われました。やまぐち元気アップ体操では来場者全員で一緒に体を動かしてもらいました。また大藤医院大藤先生扮する「萩にゃん」が自らロコモ度チェック
を行い、面白おかしく丁寧で分かりやすい説明が行われました。
13時からは中村会長の挨拶から市民公開講座が始まりました。講演では萩市民病院 管理栄養士
岩武瑞恵氏による「しっかり食べて転倒予防」、講演では都志見病院 理学療法士
杉山英樹氏による「運動習慣で健康寿命を延ばそう」の演題で講演が行われました。講演ではカルシウム、タンパク質、ビタミンDは
加齢とともに不足するため食事を通じて摂取する必要性があり、講演では
動くことで活動を高めていき、転倒予防のためには体幹を鍛える事、全身運動と有酸素運動を効果的に取り入れる事をお話し頂きまし
た。
特別講演は山口大学医学系研究科整形外科学教授の坂井孝司先生の「ロコモティブシンドロームと大腿骨の骨折」でし
た。健康寿
命を延ばすためにロコモティブシンドロームを予防することが大切であり、骨粗鬆症、変形性膝関節症、サルコペニア、腰部脊柱管狭窄症の治療と筋肉の増強、
生活習慣の改善が必要であることをわかりやすく丁寧にお話し頂きました。
特別講演後に山陰地区、理事会、骨と関節の日委員会の整形外科医で来場者に記念品を手渡し閉会しました。ご来場いただいた皆
さんも大変満足されており、市民のためになるとても楽しく素晴らしいイベントになったと思っています。
令和2年度は岩国地区担当で10月4日に開催予定です。
骨と関節の日 担当 森脇伸二郎
