行事報告
■平成21年「骨と関節の日」記念行事
平成21年度「骨と関節の日」記念行事は、10月4日(日)シンフォニア岩国に於いて開催された。今年度のテーマは「 ロコモティブシンドローム ─
要因としての腰部脊柱管狭窄症 」であり、健康フェアーとして各種測定と市民講座を行った。
当日の天候は快晴、絶好の行楽日和で、参加者が少ないのではと心配されたが開場前の午前11時には来場者がロビーに増えてきたため、30分早く11時
30
分に開場を行ない、各種測定を開始した。骨量、体脂肪、BMI、血管年令測定及び骨量測定の結果説明を手際よく丁寧な応対で進められていた。その後も参加
者
は増え300名を越えた時点で測定は終了とさせていただいた。その後の参加者には測定ができないとお断わりしたが、講演だけでも参加したいと更に100名
来場され合計400名を越える想定外の大盛況となった。測定のスタッフや結果説明の先生方はあまりの大勢の参加者に悲鳴があがる程であったが、親切な応対
で参加者は皆満足そうに講演会場に進んでいかれた。
ミニレクチャーのTで岩国医師会病院副院長・貴船 雅夫先生による 「 ロコモって何 ? − その病態と対策
」という演題で、ロコモについてわかり易く説明していただいた。
ミニレクチャーUではロコモ体操の実演を地区理事の大谷先生と職員により行なわれた。実演では八代亜紀(?)がロコモチェックを受け(
隣の会場では実際に八代亜紀のコンサートが行なわれていた
)、ロコモーションや舟唄の音楽が流れる中、大谷先生の絶妙のトークで会場は何度も爆笑。しかしその中でも来場者全員でロコモ体操を行ない、和やかなムー
ドながら熱意を感じさせる取り組みで、ロコモについての理解を深めていただいた。この大谷先生のパフォーマンスは圧巻で、これからも語り継がれるであろう
と思われた。
そして午後3時より山口大学整形外科教授・田口 敏彦先生が「 腰部脊柱管狭窄症 − 中高年の腰痛・坐骨神経痛の大きな原因
」の演題でご講演をいただいた。会場はメモをとる人、ビデオを撮る人もみられ、熱心な参加者の多さに驚かされた。
万歩計の抽選のあと川下整形外科院長・繁冨 頼雄先生による閉会の挨拶で行事は終了した。
このような大盛況は大谷理事をはじめ岩国臨床整形外科医会の先生方の熱意とチームワークが生んだ勝利と思います。田口教授、瀬戸会長をはじめ関係された
ス
タッフ全員に感謝申し上げます。
骨と関節の日 担当 山縣茂樹