山口県臨床整形外科医会 YCOA

行事報告


■平成22年「骨と関節の日」記念行事

平成22年度 「骨と関節の日」記念行事は10月3日(日)下関市のシーモール下関にて開催された。
 今年度のテーマは「ロコモティブシンドロームと腰痛」であり、参加者の皆様に「ロコモ」を広く知ってもらうために下関整形外科医会では早くから準備委員 会を立ち挙げ、計画を練っておられた。しかし当日はあいにく大雨で参加者が少ないのではと我々を不安にさせたが受け付け開始前にはホールは混雑してきた。 参加者は指定された席に案内された後、健康フェアーにスムーズに誘導されていた。
 今回の健康フェアーは例年のビデオ放映と骨塩測定及び結果説明に加え、 初の試みとしてバランスチェックなど運動器検診が行われた。万が一の事故に備えて保険に加入するなど周到な準備がなされていた。結果説明の会場まで参加者 は 丁寧に誘導され実に手際の良さが感じられた。また1対1の結果説明は医会の先生方の人柄を感じさせるような熱心な説明に参加者は皆満足そうに自分の席に 戻っていかれた。
 ミニレクチャーでは伊藤先生を中心に下関整形医会の先生方が実演を交えてロコチェックやロコトレを大変わかりやすく説明された。短い時間に幾度も笑いを とっていたのはさすがであった。
 特別講演のはじまる頃には参加者も220名となり、席も概ね埋まってきた。「ロコモティブシンドロームをしっていますか?−長生きをするためにー」と題 し て、山口大学、田口敏彦教授がロコモの病態と対策について代表的な疾患を提示されわかりやすく講演された。人生のクオリティを高める為には運動機能がとて も重要である点を強調しておられた。
 開会のご挨拶を頂いた瀬戸会長、座長をされた喜多先生、閉会のご挨拶を頂いた山口先生ご苦労様でした。医会の先生方、お疲れ様でした。山口県最大の都市 での開催でしたが、アットホームな暖かさを感じさせる行事だったと思います。

骨と関節の日 担当 山縣茂樹 

22B&J

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