山口県臨床整形外科医会 YCOA

行事報告


■平成28年「運動器の10年・骨と関節の日」記念行事

平成28年度の「運動器の10年・骨と関節の日」記念行事は下関地区担当で、10月2日に下関市生涯学習プラザで開催され、285人 (受付を通られなかった人を含めると300人以上)と大変多くの市民が来場されました。
 山口県臨床整形外科医会(以下YCOA)からは、下関地区会員16名を中心に計28名が参加しました。
 12時からの健康フェアは、YCOA会員、会員医院からの応援ナースとPT、共催メーカー達が協力して、多くの来場者に骨密度測 定、ロコモ度テスト(立ち上がりテスト、2ステップテスト)を行いました。検査結果は下関の会員達が1人1人に個別に説明されまし た。説明をうけた皆さんはドクター達の優しく丁寧な説明に大変満足されていました。
 13時15分からはYCOA会長の丘茂樹先生の開会の挨拶で市民公開講座が始まりました。続くミニレクチャーは下関市立市民病院整 形外科部長、山下彰久先生の「骨粗鬆症とせぼね圧迫骨折のそもそも〜延ばそう健康寿命〜」でした。骨粗鬆症、脊椎圧迫骨折の疫学、原 因、症状、治療について、動画をつかった専門的な話題も交えながら解りやすく講演されました。特別講演の前には、下関地区のYCOA 会員7名でロコトレ体操「ロコモかしこもさびないで」の実演を行い、音楽に合わせて来場者と一緒に体を動かしました。特別講演は山口 大学医学部附属病院長、整形外科教授、田口敏彦先生の「ロコモティブシンドローム〜健康長寿のために〜」でした。健康に長生きするた めには、骨、関節、筋肉を元気にして自分の力で動けることが大切であること、ロコモティブシンドロームの予防がいかに健康長寿に重要 であるかを、ロコモ度テストの内容、ロコモにならない為の運動についてなど、沢山のスライドを提示しながら大変わかりやすくお話しさ れました。
 最後は下関市整形外科医会会長、きど整形外科の城戸正詩先生に閉会の挨拶をして頂き行事を終了しました。公開講座修了後には来場者 全員に万歩計を配付しました。
 下関地区の会員達を中心に参加された皆さんのチームワークが良く、和やかで暖かい大変すばらしい行事になりました。本当にありがと うございました。
 来年は宇部・山陽小野田地区で平成29年10月1日に開催予定です。

骨と関節の日 担当 守田英樹

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