行事報告
■平成26年宇部・山陽小野田市整形外科医と養護教諭の合同研修会
日時 平成26年12月11日(木)14時〜16時30分
場所 ヒストリア宇部
参加者 養護教諭 55名
整形外科医 18名
この会は整形外科医と養護教諭の顔が見える連携を目指して始まりました。
本会の事前準備として9月から表先生、小野先生、池田先生と藤井、養護教諭の当番幹事7名とで準備を進め、 準備会の中では顔の見える連携が始まっていました。
開会挨拶 前YCOA会長 瀬戸信夫先生
1.報告「今年度の側わん症検診−問診票を取り入れて2年でどう変わったか−」 小野直司先生
宇部市山陽小野田市の二次検診比率を平成24年までに比べ、昨年と一昨年の二次検診比率は両市とも上昇しており、問診票の有効性が 示唆された。しかし、女子の着衣の健診は問題であり、見落とし例も見られる。今後は二次検診票を県下統一様式にして情報を集めたい。
2.講演「子どもとロコモ−運動器検診実施を控えて−」 北本整形外科 柴田輝明先生
運動器検診は平成28年度から義務化され、各自治体と整形外科医が協力して取り組んで行くべき課題である。小児期から正しい生活習 慣を身につけておかなければ、成人期のメタボリック・シンドローム、老年期のロコモティブ・シンドロームに繋がってしまう。運動過多 によるスポーツ外傷・障害になることも、過少により体力低下、生活習慣の乱れに繋がる。運動器検診は1分間体操で効率よくチェックで きることが示された。
3.地区別懇談会
地域ごとに分かれて、養護教員からの要望で突き指捻挫の対処法や、成長期の骨端症などについて整形外科医が解説しました。
講評 元YCOA会長 今釜哲男先生
懇親会 養護教諭17名 整形外科医15名参加 ANAクラウンプラザホテル宇部「雲海」
17時30分からお酒も入って、楽しく懇親が進み、さらに顔が見える連携が進んだ事と思います。
宇部地区 担当 藤井謙三