花粉の測定方法について

スギ・ヒノキ科花粉の測定方法 2016.2.1更新

以下の方法で花粉飛散量の観測を行います。

花粉捕集器

ダーラム型

花粉捕集方法

ワセリンを塗布したスライドガラスを、上記捕集器に装着し、自然に落下してくる花粉を捕集する。

花粉測定機関

平成28年は県内22か所の測定機関(医療機関や薬局、公的機関、個人)で行う。

花粉捕集時間と測定期間

24時間(AM 9:00~翌日のAM 9:00まで)
山口県医師会では、スギやヒノキ花粉については毎年1月から4月まで(22測定機関)、イネ科花粉については通年で測定している(4測定機関)。

花粉飛散数

顕微鏡を用いて1.8cm×1.8cm(3.24平方センチメートル)のカバーガラスに付着している花粉を、スギ・ヒノキ・その他に分類してカウントし、1平方センチメートルあたりに換算する。

初観測日

その年初めて花粉が測定された日

飛散開始日

花粉飛散開始日とは、同一測定施設で、1月以降にスギ花粉が1平方センチメートル当たり1個以上捕集される日が、原則として2日以上続いた最初の日。公益財団法人日本アレルギー協会の定義による。

(例) 下の場合、初観測日は2月2日。飛散開始日は2月7日となります。

2月 1日 2日 3日 4日 5日 6日 7日 8日 9日
測定地点A 0 0.3 0 0 0 0 0.3 1.2 1.2
測定地点B 0 0 0 1.2 0.3 0 0 0.3 1.2
測定地点C 0 0 0 0 0 0 1.2 1.5 1.8

個数は平方センチメートル当たりの個数

花粉飛散ランク

  • 少ない (0~9個)
  • やや多い (10~29個)
  • 多い (30~49個)
  • 非常に多い (50個以上)

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